義姉さんとばーちゃんの４日間（後編）

ふーーーー。大きくため息をついた。

ここは、友達が運営している癒しサロン”ー朔〜さく”https://www.therapy-saku.com/

数年前に、同じ職場で働いていた同僚で、辞めてから自宅を改装して、今は、親しみやすい場所ながら、おひとり様に特別な空間を演出してくれている、ちょっと私にとって特別なお店です。

初ちゃんに話を聞いて貰いながら、ここ数日の事を思い返していた。

セラ達は九州へ

セラ達は墓参りの後、フェリーに乗って九州に遊びに行ってしまい、ゆり子”一人が、残った。

せっかくの親子の時間、せっかくなので、色々考えていたけれど、普通に何もしないで時間だけが過ぎていく。こういう普通が愛おしい気もする。でも、せっかくだから温泉にでも連れて行ってあげられたらよかったかも。

次の日、息子のさとるが来て、「昼から出かけるけど、その前にゆり子叔母さんに会いに来た。」と言う。さとるのこういう所は、あざいといというのか、人懐こいというのか。

まー、さとる位しかこちらに寄って来ないから、来てくれるだけマシかもね。

その、さとるも一緒に近くのうどん屋『富士吉』へ
この店、カレーうどんが美味しいんだよねー。白い服着てたから、袖にカレーが付いていたのに気づいたのは、お店を出て直ぐ。「あ、またやってもーた」・・・・・汗。

もう一泊して、水曜日の朝、

月曜日の日は、今日の様にDAYを休みたっがてたので、月曜日は、休ませましたが、（皆んなでお昼うどん食べに行ったりして、楽しんでた。）

今日は、ゆり子姉さん帰ってしまうので、ばーちゃん、DAYに行ってた方が、両方に良いかと思ってました。

そんな、私の思いを知ってるかのように、

ゆり子の「ばーちゃん、今日、私帰るけど、元気にしててね」の声を無視するようスタッフに促されて、スタスタとばーちゃんデイサービス出かけて行きました。

娘たちよ、たまには、ばーちゃんに電話して来いよ。

ゆり子、最後まで台所磨き、しつこいまでに擦ってる。

そんな、私の気も知らずに「いやー、汚れてると気になるのよね。娘の家でもやってあげたら喜ぶんだよ」
って、家帰ってやってくれー。

余りに、あっけなくばーちゃんがDAYに行ってしまったので、ゆり子姉さん、少し寂しそうだったけど、仕方がない、受け入れるしかない。ばーちゃんは必死に自分が壊れないようにしてるだけなのだから
（家族は、すぐばーちゃんの病気の事忘れてるかもしれないけど、ばーちゃんのアルツハイマーの原因の一つはストレス。なるだけ、ストレスの掛からない様に見守ってます）

今回、ゆり子姉さんが来て、ゆりえ姉さんに電話して、2人が話しした事、ばーちゃん、全部わかってると思う。

ばーちゃん見てたらわかるよー。

その証拠に、その後は、何とも言えない笑顔で過ごしているのだから（ホ）

セラに頼まれた様に津田沼までの切符を買って、ゆり子姉さんに渡し、時間になったので、西明石の新幹線乗り場から、ゆり子姉さん見送りました。

ホームでゆり子姉さんが、ありがとう、ありがとう。って言うので私も

ばーちゃんに、たまには娘達の方から電話掛けてきて貰えたら良いのになー。って思いながら、さっきからトイレ探してるけど見つからない。

＊西明石から新幹線乗るなら１階のお店売り場の所にしかないので、改札口くぐる前に済ましておいた方が良いよ＊

後書き

ゆり子姉さんが帰ってから、身体がだるくって、咳が止まらない。

あ〜あ〜、身体って正直だなー。疲れは身体のあっちこっちに出てきて、歯茎が晴れて、痛いたら、ありゃしない。近所に、いつも行ってる歯医者さんへ

膿を出してもらい、少し楽になった様な気になったけど、今度は肩に疲労感が。

そこで、最初に話した初ちゃんに電話して、揉みほぐして貰いました。

なんだかんだいっても57歳の身体。しっかりメンテナンスして明日に備えようと思いました。

ここまで、読んでくれてありがとう。次は、ばーちゃんが酷い混乱してた時期から、どうやって回復していくのかを書きたいと思います。良かったら、次も読んでねー。じゃーまた