ばーちゃんとの突然の同居が始まって、お金の問題は、ほっておく事の出来ない問題です。
きちんと話し合わないといけない問題では有るものの、普通では無いばーちゃんのお金を使う事には、最初抵抗がありました。
ゆりえ姉さんは、ばーちゃんの預金通帳を持たせてくれましたが、最初、混乱中のばーちゃんは、お金の執着がひどく、
ばーちゃんの生活費にいくらかもらうからね。
あーあ、ええよ。
て言いながら、10分後には、「ばーちゃんのお金、どうした。なんで、勝手に使うんや。使うにしてもちゃんと説明してもらわんと、勝手に使うって、怖いわー」て、言うんです。
突然、親の介護になって、お金どうするの?っていう問題を、中田淳の介護入門YouTubeを参考に、私の見解を実体験に載せてお話したいと思います。
ただいま、ばーちゃんアイゴチュケタ(あーあ疲れた
ーーピーンポーンーー「あ、ばーちゃん帰ってきた」
ただいま、アイゴチュケタ(あーあ疲れた)
おかえり、今日も疲れたね
今月からデイサービス、お昼とおやつで帰って来てたのを、夜ご飯もお願いしてるので、帰るのが6時過ぎます。
その前に、その時、混乱がひどかったので、グループーホームに進む準備体験として週1ショートステイを勧められ、試してみましたが、ばーちゃん、一人でお泊まりすごく嫌がって、これだけ嫌がる事をさせるのは、ダメなんじゃないかと
担当のケアマネさんとも相談してこの形で落ち着くました。
利用料金も、前者の方が安く済み、晩御飯もデイで済ませてくれるので、随分負担も軽くなりました。
介護センターが決まると、ケアマネさんが付いてくれて、その方が介護プランを提供してくれます。
そのプランで合わない場合は変更して貰えます。本人と家族が主役なので、ここは納得いくまで話を聞いてもらうのが良いと思います。
人生において一番大事なのはお金
ばーちゃんに、「人生において一番大切なものは何?」って聞いた事があります。
ばーちゃんは迷いもせずにお金だと言いました。
ばーちゃんの口癖は「もったいない」
洗面所の電気を付けるのももったいない。洗濯物を毎日洗うのももったいない。リビングの電気を夜付けててももったいない。
ばーちゃん、せっかく使える物を適切に使えてないのがもったいない
って、私は思うんだけど、今日も、ばーちゃん、電気消しちょき。(笑)
介護の事、お金の事は、元気な間に親子で話し合っておこう
ゆりえ姉さんから預かった、ばーちゃんの通帳は郵便貯金1つ、普通預金に全財産まとめてくれていました。
年金も、その通帳に振り込まれていたので、ばーちゃん関係の引き落としは、そこから引き落としてもらうようにしました。あと、持ってきた金額は残るようにして、生活費として、少し引き出すように。
私が、ばーちゃんが来たことでパートを辞めてしまったので、少しでも家計管理で浮かす努力をしています。
ばーちゃんにも、少し負担してもらい、尚且つ、今後、病気が進行していくことも考えに置きながら、ばーちゃんの貯金を減らさないよう気をつけています。
今回、私の場合はゆりえ姉さんが、ばーちゃんの通帳は暗証番号を使って引き出せるようにしてくれていましたが、そうでない場合、子供が、親の介護費を全額負担する。なんて事になりかねません。
普段のコミニケーションが大事
親の介護費は親のお金を使う。こんな当たり前の事が出来るように、
普段から、親とのコミニケーションをとって、踏み込んだ介護の話し、お金の話しをしておくことが、いざっとなった時の備えになると思います。
突然の同居で認知症が進んでたばーちゃんは、預かった通帳から生活費を下ろした次の日に、「通帳見せろ」と言われ、下ろした金額について責められました。(前の日に説明してました)
なんとか、今は私を信用してくれたようで、通帳のことも言わなくなりましたが、たまに財布どこ行った。は聞かれます。(もう自分で買い物することも出来なくなっててもです)
人は、老いるもの。認知症は人ごとではない。って考えて、是非、このタイミングで親子で話し合って見てください。本当に認知症になってからでは、お金の話って難しいですから