こんにちは、三段腹トメ子です。
2024年6月から、重度の認知症の義母(ばーちゃん)と一緒に暮らしています。
最初は毎日がてんやわんやの大騒ぎ。
「これ、いつまで続くの!?」と叫びたくなる日々でしたが――
気づけば10月。
少しずつ、暮らしにも“慣れ”と“工夫”が生まれ、ついに今年も行けました!
\毎年恒例!ユニバのワンピースショー!/
突然始まった介護生活の中でも、「自分の楽しみ」は捨てなくていい。
そう思えるようになった今だからこそ、この記事を書いています。
どんなふうに出かけたのか?
まずは、出発直前のばーちゃんとのやりとりから、どうぞ(笑)
カチューシャと心の余裕、どこ行った?
ユニバ仲間から前日に届いたメール。

「おそろいのカチューシャとマリオのパワーバンド、忘れずにね〜!」
朝から押し入れと引き出しを3往復。
……ない。どこにもない。焦る私。
そんなときに限って、ばーちゃんがやってきて、

何、探してるんや。ばーちゃんが探しちゃろか
――ありがとう。でも、今は正直しんどい。
思い返せば、ばーちゃんが来た頃、家の中はカオス状態。
私がモノを隠したのも、ばーちゃんが触らないようにっていう“防衛反応”だった。

ばーちゃんのせいじゃない
って、ちゃんとわかってる。
でも、今は黙っててほしいって思っちゃった。
それがまた、ちょっとだけ自分を責める材料になってしまう。
今年もやってきた!毎年恒例のワンピースショー
3年前、介護が始まるよりも前のこと。
同僚たちに誘われて、初めてユニバのワンピースショーを観に行きました。
最初は興味のなかったワンピースにどハマり!
最初は、

ワンピース?ああ、なんか流行ってるやつね
くらいの認識だった私。
でも――あのショーの迫力とクオリティに度肝を抜かれたのを今でも覚えています。
それからというもの、夏が来るたび“恒例行事”に。
ワンピース本編も、仲間に借りて読んでみたらこれまたどハマり。
ルフィーの「俺は海賊王になる」と何があっても揺るぎない信念に感動し、仲間との友情に熱いものを感じました。
今年のショーは、さらに熱かった!
そして今年。
介護真っ最中の私にも“その日”がやってきました。
今年のステージには、話題の“ニカ”も登場。
演出はもちろん、音響や照明も鳥肌もの。
途中から涙腺がゆるみっぱなしで、「やっぱりこの世界観、すごい……」って、自然に心が動いていくのを感じました。
サンジくんに見つけて欲しくて買ったブレスレット
メインゲートをくぐると、すぐ目の前に広がるお土産ショップのエリア。
ユニバでしか買えない限定グッズがずらりと並び、すでにテンションMAX。
でも、ここで浮かれすぎるとあとが怖い。
毎回「買いすぎた…」と後悔するのがオチなので、今回は**“自分ルール”を設定しました。**
自分のものはひとつだけ。
ばーちゃんにもお母さんにも、家族にはもうお菓子は買わない。(どうせ食べないし)
買いすぎるお土産対策は、一つと決める
今回の目的のひとつは――
サンジくんのレストランで、ショーを見ながら食事を楽しむこと。
だから、お土産はひとつだけって、自分に誓っていたんです。
でも…。
ショップを歩いていると、見つけてしまいました。
可愛らしいブレスレット。
よく見ると、サンジくんのマーク入り。
「これ着けてたら、サンジくんがツッコんでくれるかもよ〜」
と、メンバーの一人がニヤリ。
その瞬間、私の理性は崩壊。
手に取ったが最後――欲しいが止まらない。

サンジくん、このブレスレット注目してくれないかな(笑)
そんな淡い期待を込めて、“今回の一品”に決定。

今回の目的【海上レストラン・バラティエ】
やっと、会えます。『女性の味方、黒脚のサンジくん』
サンジの異名「黒脚(くろあし)」は、彼の足技(蹴り技)主体の戦闘スタイルから来ています。レストラン「バラティエ」で副料理長をしていたときから、料理人でありながら戦闘でもめちゃくちゃ強かったですね。
ちなみに、彼に料理と戦闘を教えたのが「赤足のゼフ」という伝説の海賊です。サンジの黒脚は、ゼフの「赤足」と対になるような存在とも言えます。
行く前からワクワクしていたけど、近くでキャストさん達が、ショーを繰り広げてくれる空間は特別ですね。
ただ、困ったのは、食べるタイミング!
ショーは息つく間も無く進んでいき、料理もどんどん運ばれてくる。
焦って、食べちゃったけど、ショーの最後に写真撮影とか有って、
慣れてる方達は、そこで食事を楽しんでいました。
次回は気をつけます。

まとめ
6月に、千葉からばーちゃんがやって来て――
そこから突然、認知症介護の日々が始まりました。
正直、ユニバなんて無理だと思っていたけれど、気づけば10月。
諦めかけていた“恒例行事”にも、無事行くことができました。
一つひとつ、目の前の問題に向き合っていけば、小さくても、ちゃんと道は開けていく。
これからも、**「自分のやりたいことを諦めない介護」**を目指して、
自分らしく、この日常を続けていきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
三段原トメ子
