義姉さんとばーちゃんの４日間

ばーちゃんが来てから３、４ヶ月が過ぎ、最近はデイにも機嫌よく行ってくれる様になり、「帰る」も言わなくなった頃ゆり子姉さん家族が千葉から遊びに来ました。
墓参りに行ったり、夜、カラオケに行ったり、あっという間の４日間でした。

ゆり子家族が車に乗ってやって来た

ばーちゃんが来て３、４ヶ月が経ち、暑さもひと段落した頃、セラ夫婦に連れられ、ゆり子姉さんがやってきた。
セラは、ゆり子の娘で、セラの子供が佳代ちゃんと言います。

朝からばーちゃん、何か感じていたのかDAYに行きたがらなかったけど、とりあえず行ってもらう事に。帰ったばーちゃんに喜んで貰おうとゆり子姉さん達が来ることは黙ってました。（言っても、忘れちゃうので）

その日は、息子のさとるも来ていて8人の大家族。食費も気になるところだけど、そこは久しぶりのコストコで買い物してきて、最近はあまりやってなかったけど、久しぶりに塊肉買って来て、シチューと焼肉用に。
他に、かさ増しにアスパラの豚まきなんかを作り、いざ、お出迎え。

みんな、たらふく食べて飲んで、上機嫌になった頃、

すぐに、セラの娘の佳代ちゃんがばーちゃんに飛びつき

こういう時の、子供のパワーっていつも感心させられるねー。

ばーちゃんも、「どうしたんや。皆んな。何が何だか、さっぱり分からず🎶」嬉しそう。
サプライズ、大成功！！！！

皆んなでカラオケ『風花』へ

さて、宴も落ち着いた頃にセラ

って言うので、思わず「近くにちょうど手頃なカラオケ喫茶があるから行ってみようよ。」なんて調子の良いこと私が言うものだから

主人は、「今から行くのか？別に今行く必要ないんとちゃうか」って少し不機嫌そうに

そんな主人は、置いておいて歩いてすぐのカラオケ『風花』へ

いつもは、真っ先に手を挙げて連れて行こうとするのに、何で今回は乗る気じゃないんだ？

全員がカラオケ楽しんで、普段は歌わない”さとる”がマイクを握った瞬間、ばーちゃんが席を立ち上がり

『ほーい、ほほーいのほい♪』楽しそうに踊り出す。

帰り際に、酔っ払ったさとるが、ゆり子姉さん達に、

ん、頼もしいけど、酔って大きくなる所は父親そっくりだねー。まー良いけど。

皆んなで墓参り

そんなこんなで翌日は墓参りに
お墓は大阪四条畷にある飯盛山霊園。家から車で２時間程度。

って言いましたが、本当は飯盛霊園。スマホのナビは正確に入れないと案内しません。

途中まで来てから、ナビ通りに来てるのが不安になり始めた頃

って言うものだから、「ちょっと待って。もう一度確認してみると”飯盛霊園”。えーええ。
もう一回＃飯盛山霊園で入力するも検索には引っかからない、

主人は、「もう帰る」「帰るぞー」って言うけど、なんでなんで

そこへ、さとるからの電話

着いた。着いた。やっと着いた。って、飯盛霊園で合ってたのに何故にあれ程イライラするんだー。
よく分からん。
さとるが早く着いて近くの蕎麦屋で、皆んなでそば食べれたのは良かったけれど、
なんか昨日から、主人の言動に納得のいかないとめ子でした。

後書き

ゆり子が来てくれて、ばーちゃん、本当に嬉しそう。
ばーちゃんが混乱していた時、有一、電話を取ってくれた方の姉がゆり子で、最初は不安で、凄く混乱していたばーちゃんにとっても、なんの情報も持たされずに混乱の中に居るばーちゃんと居た私にとっても、どれだけ、ゆり子の声が救いだったか。

それなのに主人は、その時の私の苦労はわからず、そこまでする必要ないと思ってたのかも知れない。

後半は、今回の結果には大満足ですが、身体は正直きつい、まだ主人は不機嫌、ばーちゃんは上機嫌。ゆり子はセラ達が九州に旅に出かけた後も２日ほど滞在。そんなゆり子が千葉に帰るまでを描きたいと思います。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。後半も読んで頂けましたら、励みになります。