普段の生活は出来ていた母ですが、父の長年の介護疲れで体も徐々に弱って来てました。
それまで布団での生活でしたが、起き上がるのに時間がかかり、夜、おトイレが間に合わない事もありました。
要介護認定申請をしてもらい、『要支援2』と判定してもらいました。
介護保険を使い、夜、起き上がることが、しにくくなっていた母に、福祉用具を介護保険で1割で借りれることで、
今は、レンタルベッドとシルバーかーを借りて、毎日楽しく生活できて生活できています。
まずは、父の担当のケアマネさんに相談したエピソードからどーぞ

まだ大丈夫と思っていても、備えあれば憂いなし
父が亡くなり、担当のケアマネさんが、線香をあげに来てくれました。
『あーこれで、斉藤さんとの縁が切れてしまう。今後お母さんに何かあったら誰に相談したら良いんだろう』
そこで、斉藤さんに聞いてみました。すると、

身体障害や肢体不自由では、お母さんの場合、介護認定降りないと思います
「今は対象者が多く、認定基準が厳しくなってる」

じゃあ、どうしたらいいですか?

そうですね。認知機能障害が当てはまりそうなので、病院で見て貰ってください
ばーちゃんの様に認知症が進んでしまうと、不安から、家族からの提案を聞き入れようとしない。とよく聞きます。
お母さんも、少し物忘れする様になり、思ってる事が中々出てこなくなっていました。
病院に行くと「軽く認知症が始まっています。お薬出しておきますね」
お母さんも、テストを受けるのは少し抵抗はあったみたいですが、何事も早め早めに用意しておく事で
安心して暮らしていけます。
ボケることを必要以上に怖がらない。年を取ったら当たり前なんだから(笑)
【介護予防サービス】本格的な介護を必要とする前に

要支援2の母が利用できる介護サービスは
母は、要支援2と判定されました。
要支援の方が利用できるサービスは【介護予防サービス】です。
デイサービス、訪問リハビリ、訪問介護、通所リハビリ(デイケア)、福祉用具貸与、介護予防ケアプラン
色々あるサービスから、
福祉用具より、シルバーカーとレンタルベッドを借りることにしました。

シルバーカー(歩行器)
シルバーカー(歩行器)の中からテイコブリトルワゴンを選びました。
お母さんの場合、介護保険を使って月のレンタル料は300円です。
お母さんは、まだ歩行器を使うことで一人で近所のスーパーに買い物にいけます。
歩行器がない時は、ちょっとした段差でつまずく事も多く骨折の可能性もあったので、
月/300円で将来のリスクが減らせた事が、とても良かったです。
レンタルベッド
布団で寝起きをしていた母ですが、
起き上がるのにも時間が掛かかって、夜中に何度もトイレで目が覚めるので、その事を斉藤さんに相談すると

福祉用具で介護ベッド利用しませんか?
レンタル料は介護保険を使って月/1000円です。
実は、お母さんが祖母を自宅介護をしていた時に、介護ベッドを利用していました。
体の向きを変える事も、高さも電動で動かせるので、とても便利に使えてました。
祖母が亡くなった時、すぐに返却出来るのもレンタルのいい所だと思いました。
最後に

母が介護認定を受けて、要支援2に適した介護サービスを利用できる様になったことで、
母も私も生活の質を落とす事なく快適に暮らせています。
年を取ると、毎日同じとは行かないみたいで、スーパーまで一人で買い物に行けてたのが、
ちょっとした事で筋力が衰え、数メートルも歩けなくなりました。
今、週1のデイケアに通いながら筋力アップに頑張ってくれています。
一度寝たきりになったり、ばーちゃんの様に認知症が進んでしまうと、そのまま、転がるように人生の最後を自分らしく生きられなくなるかもしれません。
自分が自分らしく生きられるように、今できる事を頑張っていきます。
お読み頂き、ありがとうございました。
三段腹トメ子
