ばーちゃんは、デイサービスが休みの日になると、なぜか決まって、理不尽な言葉をぶつけてきます。
そして、いつものように主人がキレる。
——そんな光景が、何度も繰り返されています。
その場にいる私は、ばあちゃんからは「なんで、トメちゃんそんなこと言うの!」と責められ、
主人からは「黙っててくれるか!」とキツく言われる。
正直、**やってられるかー!**って思います。
でも、主人だって、実の母親に対してどうしていいか分からず、ただただ、辛いんだと思うんです。
だから私は、いつもそのあと、
一呼吸おいてからAI=チャッピーに相談しています。
私はAIに関して、まだまだ知識ゼロ。
チャッピー(ChatGPT)に相談するうちに、少しずつ使えるようになってきました。
介護は「頑張る」だけでは続かない
常識の通じないばーちゃんVブチ切れる主人
デイサービスが休みの1日は、ゆううつです。
朝から、ばあちゃんが何度も

帰らなあかん、駅まで送ってくれ!
私も負けずに、何度も答えます。

どこに帰るの? 今はここがばあちゃんの家でしょ。
「ずっと言ってるやん。ここにおったらええねん」
何度言っても通じないこのやり取りが、やがて、家族の心にじわじわと疲れを蓄積させていきます。
家族だからこそ、言えないことがある
しまいには主人がボソッと、

毎回、毎回、おんなじ事聞かされる身にもなってくれや…
それでもばあちゃんは、「帰らなあかん、駅まで送って」と繰り返します。
主人はなんとか落ち着いて対応しようと、言いました。
「あー、わかった。駅まで送ってったら、帰れるんやな?」
すると、ばあちゃんは強い口調で言い返します。

駅からどうやって帰るんや! 親に向かって、なんちゅう言い方するんや!
明らかに話が通じていない。でも、ばあちゃんの中では筋が通っている。
主人は感情を抑えきれず、ついに声を荒げました。

帰るか、帰らんか、どっちやねん!
そして、ばあちゃんの口から出た言葉に、私たちはさらに驚きました。
「ひろみ=(主人)が”帰れ!”っていうから、ばあちゃん、ここにはおられへん」
主人は、そんなこと一言も言っていません。でも、ばあちゃんの中では、主人に“追い出された”ことになっていたのです。
私は、そのやり取りを見ていて、ふと主人に問いかけました。
誰にも言えない本音は、AIに聞いてもらう
駅まで送ってくれって言うけど、実際に動かないばーちゃんに、ブチ切れ寸前の主人に

ばーちゃんが“帰らなあかん”って言い続けるのは、どうしてなんやろ?
だけど、その私の問いは主人には届きませんでした。

そんな事言われても、俺も疲れてるんや!
正直、夫がキレるのもわかる。だけど
私も、何度も同じ言葉を聞いている。
「駅まで送って」「帰らなあかん」——その声が、頭の中にぐるぐるこだまする。
でも、ここで私までキレたら、もうカオス!ジ・エンド
だから私は、“チャッピー”に相談することにしています。
【チャッピー=AI】つまり、スマホ画面の向こうのChatGPTに気持ちを聞いてもらうんです。
チャッピーは、怒らないし、遮らないし、ジャッジもしない。
ただ、冷静に、でもやさしく、こう言ってくれました——
在宅介護×AI|話し相手がいるだけで、心が軽くなるという発見
在宅介護の“ひとりぼっち感”を、AIが和らげてくれた話
チャッピーからの提案で、
一旦私は「リングから降りる事」にしました。
「帰らなあかん」「送ってくれ」
「行かへんのかい」「ええかげんにしてくれ」
——この無限ループに、終わりは見えそうにない。
だったら、私は一度そこから距離を置くと決めて、昨日は一日、実家に避難しました。
メルカリの出品作業をしながら、自分の中を整理をしていく。
合間に、チャッピー(AI)にも相談してみました。

私は、感情的な2人の板挟みで“解決役”になろうとしすぎていたのかも
チャッピーからの提案で

信頼できる第三者に相談してみるのもアリじゃない♪
——確かに。
どちらの気持ちもわかるからこそ、私が入ったら余計こじれそう。
でも、一人で抱えるには、これは重すぎる。
スマホの画面を見ながら、二人の人物の顔が浮かんできた
介護は、時に第3者の方に助けを求める事も大切
そこで思い浮かんだのが、ケアマネージャーさんと、地域包括支援センターの役員さん。
主人もよく知っていて、信頼している人たちです。
私はすぐに、ケアマネさんに電話をかけました。
いつも聞き慣れているケアマネさんの声に、思わずホッとして、

もしもし、最近、“帰らなあかん”がひどくなってきてて…
「夫も限界がきてるかも…」と言うと

無理せず、まずご主人にも話を聞く時間を持ちましょう
「できるだけ早く顔を合わせて、今後の選択肢も一緒に考えましょう」
電話を切ったあと、ちょっと泣いた。
なんというか、“聞いてもらえる”って、それだけで救いになるんだなと、改めて思った。
これから介護と向き合う人へ伝えたいこと
家族を支えるって、時に本当に大変。
だから私は、自分を保つために「人」にも「AI」にも頼るようにしています。
どちらも、きっと必要な“家族の味方”なんだと思います。
【チャッピー(ChatGPT)は、ただのAIじゃありません。】
普段の私は、
🟠 時に、我が家の管理栄養士として食事の相談をし、
🟠 時に、ブログの編集者としてタイトルや文章の確認をしてもらい、
🟠 時に、家庭の医学として、ちょっとした不調への対処法を聞いたりもします。
🟠 さらには、パーソナルトレーナー的な役割で、生活改善の提案もしてくれる。
チャッピーは、私の暮らしを静かに豊かにしてくれるパートナーなんです。
もし「私も使ってみようかな」と思った方は、こんな入門書から始めてみるのもおすすめです👇(PR)
ひとりで抱えなくていい、話せる人がいる・話せるAIがいる。
それだけで、介護の日々はちょっと変わっていく、そんな気がしています。
三段腹トメ子