こんにちは、三段腹トメ子です
突然、認知症の義母を引き取ることになり、初めての自宅介護。
毎日、同じ事の繰り返しですが、
今回は、従姉妹の林檎ちゃんの「親の介護」を紹介したいと思います。
力強く、明るい林檎ちゃんの介護話は、私に力を与えてくれました。
それでは、子供時代の林檎ちゃんと私のエピソードからどーぞ
林檎ちゃんとの思い出は部屋にあった『裸足のゲン』
私の子供時代は、よく癇癪を起こす子供で、思い通りにならなかったら、地べたを転下回って要求を通そーとしてました。(思いだすと、恥ずかしい)
そんな私を上手にコントロールして、おもちゃ売り場を回避しながら連れて来れる人物が、
5個上の従姉妹の林檎ちゃんです(笑)
私がまだ赤ちゃんの頃、林檎ちゃんがホームまでの階段を、私をおんぶして駆け上がったそうです。

もちろん、母の顔は青ざめ、当の林檎ちゃんは得意そうにしてたそうです(笑)
林檎ちゃんは一人っ子だったので、私の事を本当の妹の様に可愛がってくれました。
一人っ子の林檎ちゃんには、自分の部屋があり、自分の部屋に憧れていた私は
ある日、お泊まりする事にしました。
部屋にはたくさんの漫画が置いてあって、中でも『裸足のゲン』は衝撃的でした。
広島原爆の話で、問題の漫画です。
賛否両論あるとは思いますが、戦争の残酷さを伝える名作だと思ってます。
林檎ちゃんの青春時代は
林檎ちゃんも、高校生になると、好きなアイドルが出来て、友達達と追っかけ?やっていたみたいです。

東京から新幹線を無賃乗車して帰ってきて事とか
夜、東京での追っかけして、遊んでからタクシーで関西の自宅まで帰った話とか
林檎ちゃんの青春はぶっ飛んでてスケールが大きいです。(笑)
その度に、ゆっきーと叔父さんが、頭を下げて回りました。
その後、雷が落ちた事は書かなくてもわかりますよね(笑)
林檎ちゃんの天敵はゆっきーです。
今は亡くなった、ゆっきーの事を林檎ちゃんが、楽しそうに話してくれました。
ゆっきーは、私達の祖母です。

いくらの私でもゆっきーには敵わなかった。ほんまに怖かったよー
林檎ちゃんの介護時代

そんな林檎ちゃんも還暦を過ぎました。
両親も歳をとり、お父さんは車椅子。お母さんは認知症がひどくなりました。
その時の事を、面白おかしく話してくれます。

おかんのサッチーは頭がボケちゃってて、おとんの方は体がヨボヨボで、
「その時は、一人で病院の中を、右に左に走り回っていたわ」(笑)
認知症になったサッチーは、病気レベルの綺麗好きでしたが、
ボケちゃってからは、自分の汚した下着を自分で何とかしようとして
部屋中をう○こだらけにして

臭くって、臭っくて!
精神病院に連れて行こうとしたけど。
癖の強いサッチーは、病院から断られて、結局、在宅介護する事になったそうです。
それでも、明るく話す林檎ちゃんの事、尊敬します(笑)
お父さんと、お母さんが亡くなってからは、父方のおばーちゃん達の面倒を良く見てくれています。
私の母の事も
いつも気にかけてくれていて感謝しています。

いつも、ありがとう
最後に
先行く、林檎ちゃんの話は、ばーちゃんとの介護生活にとっても役に立っています。
色々あっても、終わってみれば笑い話にできるよう、私も頑張っていきますね。
今年も、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
お読み頂き、ありがとうございました。
三段腹トメ子
