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親の介護で自分の生活を壊さない為に利用して

介護
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認知症の人が迷子になっても、家に戻って来られるように——。

そんな思いから作ったのが、裏面にQRコードをプリントしたTシャツです。

このQRコードには、施設名や電話番号など、安全に送り届けてもらうための情報を詰め込みました。

もしもの時に周囲の人がスマホで読み取れば、すぐに適切な連絡ができます。

デザインと印刷は、知り合いの 「カニくんTシャツ」 に依頼しました。

裏面に印刷した理由は、日常生活で目立ちすぎず、本人のプライドを守るためです。

介護のトラブルは、徘徊だけではありません、こちらのおむつ外し対策も合わせて読んで頂き、介護に役立てて下さい。

裏面QRコード付き「介護Tシャツ」とは

このTシャツに込めた目的は

「誰が書いた!」その一言から始まった発想

きっかけは、認知症の義母(ばあちゃん)のこの一言でした。

ばあちゃん
ばあちゃん

私の持ち物に、名前書いたの誰や!

ある日、洗濯物の中にあったTシャツ。
見える場所に、くっきりと太いマジックで——

「〇〇 〇子」

と名前が書かれていたのです。

介護の現場では、衣類や持ち物に名前を書くのはよくあることです。

ですが、本人にとっては「自分が持ち物を管理できない人だ」と宣言されたような屈辱になる場合があります。

私は、この経験から、

トメ子
トメ子

もっと自然に、でも必要な時は確実に本人情報を伝えられる方法はないか?

って思いました。

徘徊を防ぐための鍵が招いた、思わぬ結末

ある日、従姉妹の義母さんが、いつも行っていたスーパーから戻れなくなりました。

その日から、出かけるたびに帰り道がわからなくなり、家族は毎回、必死で義母を探し回る日々が続いたそうです。

心配でたまらない毎日。

そこで家族が取った決断は——「家に鍵をつける」ことでした。

しかし、その結果、義母さんは2階から飛び降りてしまったのです。

なぜ飛び降りたのかは、今となっては分かりません。

ただ、その骨折をきっかけに入院し、認知症が急激に進行。

施設に入所する前に、亡くなられたと聞きました。

徘徊による危険は、こちらの学研「【イラストで解説】徘徊とは|ご老人に多い原因・理由や予防・対策法まで紹介!」のサイトで紹介されています。

認知症の方の徘徊は、事故やケガなどさまざまな危険が伴います。例えば、

  • 行方不明
  • 転倒によるケガ
  • 夏場の脱水症状や熱中症
  • 冬場の低体温症

などが考えられます。特に転倒や熱中症は、家の中でも起こり得ることなので、常に注意が必要です。

そのほかに

perplexity調べ(個別の事例紹介)

認知症の人が歩いた距離を聞いてみました。

  • 徒歩での徘徊は2km~20km程度の報告が多い。
  • 1日で10km以上歩くことも珍しくありません。
  • 交通機関や車を利用した場合は、100km以上離れた場所まで移動するケースもあります。
  • 徘徊距離は個人差が大きく、体力や環境、発見までの時間によって大きく異なります。

このように、認知症徘徊では想像以上に遠くまで移動してしまうことがあり、早期発見・対応が重要です。

「“徘徊対策”じゃなく、“見守りTシャツ”という発想」

ニュースで流れてくる、「この人、どなたか分かりませんか?」という呼びかけ。

ばあちゃんのこと、従姉妹から聞いた話──
そういった出来事が重なるたびに、私は思っていました。

鍵をかける以外に、何か方法はないんだろうか?
本人も、家族も、もう少し楽になれる方法があるんじゃないかって。

Tシャツにバーコードを印刷するという思いつき

ある日、ふと思いついたんです。

トメ子
トメ子

そうだ、いつも着てるTシャツの裏にバーコードが付いてたらどうだろう?

パッと見は普通の服。
でも、バーコードを読み取ると連絡先が表示される。

それなら、本人のプライドを守りながら、家族の安心にもつながる。
そんな気がしたんです。

思いついたらすぐ行動。

私はさっそく、知り合いのTシャツプリント屋さん──

“カニさん”に相談してみました。

カニさんは、私の話を真剣に聞いてくれて、「それ、ええなあ。やってみようか」と言ってくれました。

==⭕かにのオリジナルTシャツ屋さん⭕尼崎==

ホームページはコチラhttps://kanikama.shop/

Instagram【かにのTシャツ屋さん】https://www.instagram.com/kanit_dtf/

「優しさから生まれたプリントTシャツ」

まず、バーコードに載せる情報ですが、あまり個人情報を詰めすぎるのは良くないと思いました。

誰でも読み取れるバーコードに住所や家族の名前が載せているのはプライバシー保護の点でどうかと思いました。

今回は試作品ということで、名前・利用している施設名・施設の電話番号にとどめることにしました。
(施設さんにも事前に了承をいただいています)

そして、バーコードの位置はTシャツの裏側にしました。

【本人が気にならず、普段着としても自然に着られるように】

色選びも迷いましたが、年配の方でも抵抗のない、やさしいサーモンピンクを選びました。
「可愛いけど落ち着いてる」そんな雰囲気がちょうどよかったです。

Tシャツは「バッチリ!」でした。

届いたTシャツを手に取って、さっそくバーコードをスマホで読み取ってみると──

「バッチリ!」

しっかり情報が表示されて、一安心。

まだ洗濯耐久性などはこれから検証していきますが、この時点で“1,980円”のクオリティには大満足です。

今後は使ってみた感想や、母の反応も書いていく予定です。

このTシャツが、どこかで誰かの安心につながったらうれしいな…

そんな気持ちで、試しながら、進めていこうと思っています。

最後に

実は、こういったQRコード入りの見守りシールも売られています。
手軽に貼れて便利ではあるんですが──

調べてみたところ、使用期限が1年と決まっているなど、「使う側からすると、もう少し配慮が欲しいな」と感じた部分もありました。

なので、今回は応援の意味も込めて、カニさんのTシャツで、できることから始めてみることにしました。

追伸:

「今使用しているTシャツにもQRコード印刷も出来るので、気になる方は下記のホームページからお問い合わせしてください」

==⭕かにのオリジナルTシャツ屋さん⭕尼崎==

ホームページはコチラhttps://kanikama.shop/

Instagram【かにのTシャツ屋さん】https://www.instagram.com/kanit_dtf/

ここまで読んで頂きありがとうございました。

三段腹トメ子