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突然歩けなくなった親のトイレはポータブル|自宅のどこで洗う?【体験談】

介護とお金
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親の介護が急に身近に感じる瞬間があります。
それは「足腰が弱って立てなくなる」という出来事が、ある日突然起きるときです。

私は83歳の母と暮らしていますが、わずか1ヶ月の間に立ち上がれなくなり部屋の端から端までの移動さえ、あっという間にできなくなりました。

【体験談】要支援2の母が立てなくなって介護の負担が重くなった1ヶ月

10㎝以上の段差があるトイレまで、壁に貼り付くようにしながら「あと1歩、もう1歩」と声をかけて対応していましたが、やがて限界がきました。

そこで、要介護の再申請を出しケアマネさんとも相談した結果、ポータブルトイレを導入することに決めました。

この記事では、わが家で実際に使ってきた「私のポータブルトイレの使い方」をまとめています。

ポータブルトイレについて購入方法から「どこで洗う?」という悩みまで、丸ごとガイドとしてご紹介します。

これからの生活の中でポータブルトイレを導入することがあればきっと参考になる内容です。


突然立てなくなった母を一人で支えるのに疲れた時、介護保険の他に機動力のある介護保険外サービスも利用しました。

「今、助けて欲しい」行政の助けが間に合わない時、自費にはなるけど

「そんなこと、言ってられない」

私が利用している「イチロウ介護」の話はこちら

ポータブルトイレを購入するときの注意点【我が家の場合】

ポータブルトイレなど、介護に必要な物の購入には「介護保険」を使って費用を抑えることができます。

*親が介護認定を受けていない場合は、地域包括支援センターか高齢者支援課を訪ねることをおすすめします。

参照:厚生労働省「介護保険における福祉用具」

ポータブルトイレはレンタルできない?介護保険使える?

まず「ポータブルトイレ」は福祉用具として介護保険が使えます。

購入する前に、親が介護認定を受けて「介護保険負担割合証」を持ってるかを確認してください。

親が要支援1•2または要介護1~5の認定を受けていれば、介護保険を使って自己負担をかなり抑えることができます。

福祉用具には、レンタルできるものと購入するものがあります。

その中でポータブルトイレやお風呂の椅子など、直接、肌に触れるものはレンタルではなく購入する仕組みになっています。

なぜポータブルトイレは「レンタル」ではなく「購入」なのか

介護保険の福祉用具は、利用者の状態変化に合わせて交換できるよう「レンタル(貸与)」が原則です。
しかし、ポータブルトイレは、以下の理由から「販売(購入)」の対象(例外)とされています。

  • 心理的抵抗感: 他人が使用したものを再利用することに心理的抵抗感が伴うため(入浴・排泄関連用具)。
  • 形態・品質の変化: 使用によってもとの形態や品質が変化し、再利用できないもの。

今回は、ポータブルトイレなので購入になります。

介護保険を利用するための主な条件

福祉用具の購入やレンタルで保険給付を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象者: 要介護認定(要支援・要介護)を受けた方であること。
  • 利用目的: 自宅での自立した日常生活を助けるため、または介助者の負担を軽減するためのものであること。
  • 使用場所: 居宅(自宅)で使用するものであること(施設入所中や入院中は対象外)。
  • 用具の性質: 一般的な生活用品(例:普通のベッド)や、医療目的のもの(例:吸入器)、住宅改修を伴うものなどは対象外です。

利用までの流れと手続き

保険を適用するには、単に商品を買うだけでなく、専門家による計画作成が必要です。

トメ子
トメ子

私は、ケアマネさんがケアプランを、福祉用具の担当者さんが手続きをしてくれました

  1. 相談と情報把握: 本人や家族の状況、心身の機能、住環境などを把握します。
  2. ケアプランの作成: ケアマネジャー等と相談し、ケアプランに位置付けます。
  3. 福祉用具サービス計画の作成: 福祉用具専門相談員が、利用目標や具体的な機種選定理由を記載した「個別サービス計画」を作成します。
  4. 説明と同意: 専門相談員から計画の内容について説明を受け、利用者が同意することでサービスが開始されます。

費用の目安

購入の場合: 原則として年間10万円を限度額として、その範囲内で保険給付(自己負担分を除く)が行われます。

わが家では、63,400円のポータブルトイレを現金で支払いました。

後日、通帳に57,060円振り込まれます。(母は1割負担)

利用者が業者に支払って、後から戻ってくる方法を償還払いと言います。

住んでいる地域によっては、最初から自己負担分だけを支払う「受領委任払い」の方式を取ってる自治体もあるので詳しくは、担当のケアマネさんや福祉用具の方に聞いてください。

ポータブルトイレ|部屋のどこに置く?置き場所で困ったこと

ケアマネ
ケアマネ

普通は、ベッドの足元に設置することが多いのよ

トメ子
トメ子

そうは、言っても介助の動線が気になる


もともと母と「一緒に暮らす」ことは想定していなかったため、それまで物置代わりに使っていた北側の部屋を母の部屋として使うことにしました。

5.5畳の部屋には、大きなタンスがドーンと置かれていて、ポータブルトイレはその横に設置してもらうことになりました。

入院する前の介助は、次のような流れでした。

  • 車椅子に乗った母を立ち上がらせ、押し入れの段を利用して立位を保つ
  • 車椅子とポータブルトイレを入れ替える(用を足す → 持ち上げて立たせる)
  • 再びポータブルトイレを移動させ、車椅子に入れ替える
トメ子
トメ子

この作業を1日最低でも3回

時には、倒れてくる母を片手で支えながらズボンを上げていました。


部屋を大改造|完全介助部屋として生まれ変えた

母が入院している間に、退院後の在宅生活が少しでもスムーズに行えるよう部屋の物の配置を見直しました。

まず、大きなタンスとドレッサーは思い切って撤去し別の部屋へ移動。

押し入れの扉も外し、オムツなどの購入品が一目で減り具合が分かるようにしました。
消臭剤も、この押し入れの中にまとめて置くようにしました。

また、押し入れの段はポータブルトイレへ移る際の手すり代わりとして大いに役立っています。

ポータブルトイレは自宅のどこで洗う?気にしたのは『作業動線』

私がポータブルトイレの置き場所を決めるとき、一番に考えたのは作業動線でした。

一般的には、ポータブルトイレはベッドの足元に置くことが多いと言われています。
ですが、わが家では少し違う場所に置くことにしました。

ベッドの頭側にはなりますが、部屋の扉を出てすぐの場所に洗面所とトイレがあります。(SNSでは、賛否両論ありましたが最終的に決めるのは自分かと)

その位置関係を活かして、扉の近くにポータブルトイレを置くことにしました。

そうすることで、汚物をさっとトイレに流し、洗浄液をかけて水ですすぎ、新しい水を入れて元の場所に戻すまでの流れが、とてもスムーズになりました。

その結果、臭いが部屋にこもりにくくなり、毎日の介助もぐっと楽になりました。

ポータブルトイレ購入する前に

高齢の親が急に歩けなくなって、トイレ介助が必要になった時「ポータブルトイレ」の導入を考えると思います。

だけど、この状態が一貫性のものなのか。

それとも継続していくのか。

私もわからなかったから、まずは担当のケアマネさんや福祉用具の方に相談しました。

トメ子
トメ子

介護は、信頼できる第3者を周りに置くことも大切だと思います

ケアマネ
ケアマネ

そうね。トメ子さんは、すぐ相談してくれるので動きやすいわ

ポータブルトイレを購入するのは状況を確認してから

福祉用具の担当者さんが「事業所にお試しのポータブルトイレがあるので、貸し出ししますよ」と言ってくれて

しばらくは、それを使って

座り心地・高さ・使用感を試すことができました。

トメ子
トメ子

慌てて購入せずに相談して良かった

母は、途中入院していたので「このままベッド介助に移るのか」

在宅介護?施設?

1ヶ月、検討して母が退院後1週間後に購入を決めました。

ポータブルトイレの購入ポイントは

お試しで使っていた型と同じものを、介護保険を利用して注文しました。

定価63,400円→自己負担1割6,340円

トメ子
トメ子

介護保険って、ホント助かります。

ポイント

  • 使わなくなった時を考えて(処分の時まで想像することも大事です)。
    折りたためてコンパクトに収納できるもの。
  • 車椅子から立てなくなった時は負担なく移乗したいですよね。
    肘掛のところは、跳ね上げ式。
  • 結構、重いので一人でも動かしやすい車輪がついてるとありがたい。
    後ろ足には、補助輪が付いてる。
  • バケツを簡単設置できるもの
    トイレの形状のバケツは汚物を捨てる時に水はねしにくい。

これらを総合して、こちらのポータブルトイレに決めました。

使いやすさからも、これ満足です。


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