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義母が利用した小規模多機能型居宅介護|後から分かったデメリットとは

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覚悟はしていたものの、義母との暮らしは、自分が思っていた以上に心を削られる毎日でした。

1年間の義母との暮らしはこちら
【突然、始まった認知症の義母との暮らし】

限界が来て、とうとうお互い爆発!

施設の人と話し合い、しばらくの間、ショートステイを利用することにしました。

義母が利用していた「小規模多機能型居宅介護」で、それまで利用していたデイサービスでのお泊まりを半年ほど続けて

同じ施設内の*1.特別養護老人ホームのロングショートに入所が決まりました。

この記事では、義母の体験から

  • 小規模多機能型施設の特徴や施設を選んで良かったこと
  • 小規模多機能型施設では、使えなかった軽減制度(介護負担限度額認定証)とは

小規模多機能型施設は、介護が始まって施設入所までの一連の流れを一つの事業所で利用することが可能な柔軟な施設です。

義母のように、将来ホームでの暮らしを望む家庭には合ってるのかもしれません。

事業所探しのお悩みの方は、記事を参考に「小規模多機能型施設」を知るきっかけになれば嬉しいです。

参考:LIFULL介護【みんなの介護】

*1特別養護老人ホーム=在宅での生活が難しくなった要介護者が、24時間体制の介護を受けながら生活することができる公的な施設で、『終の棲家(ついのすみか)』と呼ばれることもあります。

初めて聞いた「小規模多機能型居宅介護」とは?

義母を千葉から引き取った時、とても在宅介護ができる状態ではありませんでした。

混乱が強く、

千葉にいる姉の悪口を言ったり、主人が自分のことを「殺す」と思い込んだり。

周りの人すべてに対して疑心暗鬼になり、泣く、わめく、突然怒り出す。

トメ子
トメ子

一時は、どうなることかと思いました。

初めに*2.地域包括センターの人には「一時的に在宅を選んでも、ゆくゆくは施設を」ということも伝えていました。

そこで、紹介していただいたのが「小規模多機能型施設」でした。

そのことが、後から少しづつ効いてくるように

*2.地域包括センターは、高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるよう、介護・医療・保健・福祉の側面から支える「総合相談窓口」としての役割を担っています

小規模多機能はどんな施設?

義母が利用していた施設には、『デイサービス』『ショートステイ』『グループホーム』『特別養護老人ホーム』が同じ敷地内にあります。

このように小規模多機能型施設は、多くの機能を持つ拠点がある「通い・訪問・泊まり」の3つのサービスを、ひとつの事業所で柔軟に組み合わせて利用することができます。

具体的な仕組みとメリットは以下の通りです。

  • 3つのサービスを一体提供:1つの事業所と契約するだけで、「通い(デイサービス)」を中心に、必要に応じて「訪問(訪問介護)」や「泊まり(ショートステイ)」を随時組み合わせられます。
  • 顔なじみのスタッフによる安心感:最大の特徴は、全てのサービスを同じスタッフが提供することです。環境の変化に敏感で不安や混乱を招きやすい認知症の方にとっても、継続性のあるケアを受けられるため、精神的な安定につながります。
  • 24時間365日の柔軟な対応:体調や家族の都合に合わせて、「体調が悪いから今日は通いから訪問に切り替える」「急用ができたから今夜は泊まりにする」といった臨機応変な調整が可能です。
トメ子
トメ子

ある日、自分が体調を崩した時、義母もかぜを引いていてデイが利用できない時があって

その時は叔母が来てくれて、なんとかなりました

ですが、状況によっては施設スタッフに対応してもらえる可能性があります。

詳しくは、担当スタッフに相談してください

小規模多機能を利用できる人は?

小規模多機能型施設を利用するためには、その地域の住民票が必要です。

千葉で暮らしていた義母が来た当初に住所を変更しておいたのが良かったけど、その手順を教えてくれたのが地域包括センターでした。

小規模多機能利用条件

小規模多機能の費用は?

小規模多機能型居宅介護(小規模多機能)の大きな特徴は、サービスをどれだけ利用しても保険の自己負担分が「月額定額制」であることです。

利用者の要介護度に応じて基本料金があらかじめ決まっており、利用回数や時間を気にせず、柔軟に「通い・訪問・泊まり」を組み合わせられます。

以下に、自己負担1割の場合の基本料金の目安(2025年12月時点)をまとめました。

要支援・要介護度基本料金の目安(月額)
要支援 13,450 円
要支援 26,972 円
要介護 110,458 円
要介護 215,370 円
要介護 322,359 円
要介護 424,677 円
要介護 527,209 円

※出典:朝日生命(同一建物に居住する者以外の者に対して行う場合)

費用に関する注意点

  • 別途かかる費用:上記の基本料金以外に、食費、宿泊費、おむつ代などの日常生活費が実費として別途必要になります。
  • 所得による変動:一定以上の所得がある方の場合は、自己負担割合が2割または3割になります。
  • 加算や地域差:事業所の体制(サービス提供体制強化加算など)や、お住まいの地域の区分によって実際の料金は前後します。
  • 利用頻度による影響:定額制のため、頻繁に利用する方にはメリットが大きいですが、逆に利用回数が極端に少ない月でも同じ料金がかかるため、割高に感じられる場合があります

小規模多機能型居宅介護のデメリット

参照:みんなの介護

義母がショートステイを利用するようになり請求額は月/¥220,000-ほどに

義母は非課税世帯に該当していたため、ショートステイ利用時に宿泊費や食費を抑えることができる*3.介護保険限度額認定証が使えると思っていました。

しかし……

トメ子
トメ子

小規模多機能型居宅介護では、この制度が使えないことを

施設ケアマネから告げられました。

理由は以下の通りです。

*3.介護保険限度額認定証=所得や資産が一定以下の人が、介護保険施設等に入所またはショートステイを利用する際に、「食費」と「居住費(滞在費)」の自己負担を軽減するために交付される証明書です。

制度の対象外のサービスであるため

この減額制度が適用されるのは、原則として以下の「介護保険施設」や特定のサービスに限られています。

  • 対象施設・サービス: 特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護医療院、および単体で提供される「短期入所生活介護(ショートステイ)」など。
  • 小規模多機能の扱い: 小規模多機能は「地域密着型サービス」という別の区分に分類されており、この制度の対象リストに含まれていません。

「実費負担」という仕組みの違い

小規模多機能は、介護保険の自己負担分は月額定額制ですが、食費や宿泊費については「事業所が設定した実費」を支払う仕組みになっています。

一方で、減額制度が使える施設の食費・居住費は、国が定める「基準費用額」に基づいて設定されているという違いがあります。

他のショートステイとの併用制限

小規模多機能の契約中は、原則として他の事業所のショートステイやデイサービスを併用することができません。

そのため減額制度を利用するために、他の施設(特養など)が運営する「短期入所生活介護(ショートステイ)」を利用することはできないというデメリットがあります。

まとめ|小規模多機能型居宅介護を利用する場合

小規模多機能型施設のショートステイでは、介護保険限度額認定証が使えないデメリットがあることがわかりました。

(グループホームや特養では利用可)

小規模多機能型施設を利用する場合、トータル的に考えることも大切だと思いました。

ここで、改めて小規模多機能型居宅介護の仕組みについて整理しておきたいと思います。

『小規模多機能型居宅介護』とは

小規模多機能型居宅介護(以下、小規模多機能)は、中重度の要介護状態になっても住み慣れた地域での生活を継続できるよう支援する、地域密着型サービスです。

1つの事業所と契約するだけで、本人の状態や家族の都合に合わせて3つのサービスを柔軟に組み合わせて利用できます。

3つの基本サービス

一つの拠点で、以下のサービスを一体的に提供します。

  • 「通い」サービス(デイサービス):日中に事業所へ通い、食事や入浴の介助、レクリエーション、機能訓練などを受けます。
  • 「訪問」サービス(訪問介護):スタッフが自宅を訪問し、身体介護や生活援助、安否確認などを行います。24時間365日の対応が可能で、急な体調変化にも柔軟に対応します。
  • 「泊まり」サービス(ショートステイ):事業所に宿泊し、夜間の介護や見守りを受けます。家族の急な病気や用事の際も、緊急の受け入れが可能です。

小規模多機能ならではのメリット

  • 顔なじみのスタッフによる継続的なケア:全てのサービスを同じスタッフが担当するため、環境の変化に敏感な認知症の方でも安心感を得やすく、精神的な安定につながります。
  • 柔軟な組み合わせ:体調が良い日は「通い」、すぐれない日は「訪問」に切り替えるなど、その場その時のニーズに臨機応変に対応できます。
  • 月額定額制:介護保険の自己負担分は月ごとの定額制(一部の加算を除く)のため、利用回数や時間を気にせずサービスを受けられます。

利用条件と注意点

利用にあたっては、以下の条件を満たしている必要があります。

項目詳細
対象者要支援1・2、または要介護1〜5の認定を受けている方
居住地事業所と同じ市区町村に住民票があること
ケアマネジャー事業所専属のケアマネジャーに担当を変更する必要があります
費用の注意点低所得者向けの「介護保険負担限度額認定証」は、小規模多機能の宿泊費や食費には適用されません

小規模多機能型居宅介護を利用してみて

最初は、小規模多機能型居宅介護がどういうものなのか知りませんでした。

トメ子
トメ子

義母と暮らしていた1年間は必死で

この選択が良かったのか、どうかはわからなかったけど

施設ケアマネさんが、変わっていく状況に柔軟に対応してくださり

私たち家族にとって、その時、その時一番良いと思われるサービスで寄り添ってくれました。


他の施設は利用したことがないので、比べることができませんが

結果

限界が来る前に施設のショートステイをロングで利用できたことで義母とのわだかまりを深めなくて済んだこと。

タイミングにもよりますが、特養への入所も施設内にいたからこそ情報を早く手に入れることができました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。


もう一つ知っておきたい「大切なお知らせ」

介護が始まる前、もしくは要介護申請中。

経験から、この間の家族や個人の負担が重くのしかかります。

その際だけでも、こちらのサービスを利用して乗り切る選択もあります。