
トメ子さんは、認知症のお義母様とは1年間暮らしていたんですよね

はい、その当時のことをnotoに書いてる途中です
初めての認知症介護は、義母との同居でした。
義母は、最後までリハパン(紙パンツ)を嫌がって、汚した下着(パンツ)は自分でゴミ箱に処分。
処分したことも忘れてしまうから、自分が原因とは認めず私のせいにしました。
「トメちゃん、なんてことするんや(怒)」
この記事では、トメ子さんの体験から当時知りたかった『認知症の親が紙パンツを履いてくれない』
紙パンツを履かない理由。
また、介護者本人が潰れないように限界を知っておく必要性をまとめました。
その他

介護は、家族の数だけ抱えてる悩みは違います。
一人で抱えず相談できる制度やサービスを多く持っておくことも大切です。
《【体験談】訪問介護に若いヘルパーが来ない理由と指名できた方法》
《介護タクシーの仕組みと家族同乗を叶える『保険外』の賢い使い方》
《【イチロウ介護の評判は?】利用してわかったメリットと気になった点》
これら、実際にトメ子さんが親の介護で利用したサービスの内容をまとめた記事です。
気になるワードがありましたら、合わせて読んでください。
認知症の親がパンツを履かない時『最初に見るべき5つのポイント』

排泄の失敗が多くなってきた親に、リハパン勧めて受け入れてくれない時、トメ子さんはどうしましたか?

私の場合、義母は最後までリハパン嫌がって、何度も、その事で衝突しちゃって困ったわ

じゃあ、まずは当時のお義母様の気持ちを考えてみましょうか?
認知症の親はパンツを履かないじゃない履けない
認知症が進行すると、「着替え」という一連の動作が難しくなることがあります。
その他にも、テレビのリモコン操作がわからなくなって、見なくなる事もあります。

義母は、携帯のかけ方が分からなくなってたけど、着替えは出来ていたわ
- 物理的な困難: 身体的な衰えにより、ボタンやファスナーの扱いが困難になる場合があります。
- 認知機能の低下: 衣類の前後がわからなくなったり、季節に合った服を選べなくなったりします。
- 不快感: パンツ(特に紙パンツ)の締め付け感や素材への違和感、あるいは暑苦しさから脱いでしまうことも珍しくありません。

もしかしたら、勧めた紙パンツの素材が悪かったのかな。
確か「ばあちゃんは、こんなゴワゴワしたもの履きたくない」って言ってた

素材の良いものも販売されてるみたいなので、一度ケアマネや薬局で聞いてみてもいいですね。
日中の軽い失禁向けの吸収量(300mL)なので、夜間や長時間の使用には別タイプの方が安心な場合があります。
サイズはS〜LLの展開なので、体格によっては合うサイズがない可能性もあります。

サイズ選びのコツとして、まずウエストをきちんと採寸するのが大事よ。
脚まわりにすき間ができると漏れやすくなるから、苦しくない範囲でジャストサイズを。

ばあちゃんだとワンサイズ下を試してみても良いかも

だけど、買っても使わないかも

それなら、お試しパックも売られていたわよ

それなら買いやすいですね
\大人用紙パンツ比較記事第1位/
いきなり数十枚入りを買うのは不安、という方には、お試し用の紙パンツから試してみるのもひとつの方法です。
認知症の親は汚したパンツをどうしているの?
介護の現場では、本人が失禁を認めたくない。
あるいは、「どう処理すればいいかわからない」という混乱からビックリするような行動を取ることがあります。

確か、お義母様も、パンツをゴミ箱に黙って捨てたり、隠したりしていたんですよね

変に隠すものだから汚物が、あちら、こちらに付いちゃって

で、どうされたんですか?

実際の現物を見せても認めてくれないし、怒り出しちゃって

それは困りましたね
- 隠蔽工作: 汚れた下着をトイレットペーパーにくるんでポケットに隠したり、便器の裏に隠したりするエピソードがあります。
- 不適切な破棄: 汚れた下着をそのままゴミ箱に捨てたり、中にはトイレに流そうとして詰まらせる不安を抱える介護者もいます。
パンツを履かないことが問題じゃないのが、よくわかります。
汚した下着のことを介護者に話してくれれば、対処法も見えてきそうですね。
認知症の親は『紙パンツやリハパン』を理解できているか

義姉も、ばあちゃんにリハパン勧めたけど怒り出して、買ってきてたリハパンを捨てられたって言ってました

だったら、リハパンという認識はあったんですよね

そうだと思います

お義母様にしたら、その事で余計意地になったのかもしれませんね
それ以外にも「良かれと思って」用意したリハパン(紙パンツ)が、混乱の元になることもあります。
- 下着と認識できない: 布パンツを撤去してリハパンだけにしたところ、それを「パンツ」と認識できず、ノーパンで直接ズボンを履いてしまうケースがあります。
- 使い方の誤解: リハパンのつなぎ目を縫い目だと思い込み、パッドのついている方を表側にして(裏返しに)履いてしまい、吸収できずに大惨事になる失敗も見られます。
参照:個人ブロガーくどひろ『40歳からの遠距離介護』
お母さんにリハパン使ってもらおうとして、布パンツ撤去したら、直接ズボン履いて今まで以上に介護の負担が増えてしまったと「遠距離介護くどひろ」さんは記事の中で話してくれていました。
合わせて読みたい著書『親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと』
著者は遠距離介護の実践者で、頼れる制度やツールの知見が豊富です。
ただ、内容は離れて暮らす親を想定しているため、同居で介護している方には一部当てはまらない部分もあるかもしれません。
認知症の親は『失禁を恥ずかしい』と思ってるのかも

恥じらいは、何歳になってもあるんですよ

そういえば、強気なばあちゃんの一面に少女のような側面もありました

排泄の失敗は人に隠したこと
そのことを理解してあげるのも、介護においては大事な事なのかもしれないですね
認知症になっても、自尊心や羞恥心は強く残っています。
- 強い否定: 「漏らしていない」と頑なに言い張るのは、失敗したことへの恥ずかしさの裏返しです。
- 「高齢者」扱いへの反発: 「高齢だから仕方ない」という励ましが、かえって「年寄り扱いされた」とプライドを傷つけ逆効果になることもあります。
「早く着替えてほしいのに、どうしてもパンツを履いてくれない」
「良かれと思って言っているのに、怒り出して拒否される」
それは、接し方を知らないだけかもしれません。
認知症の親の一人暮らしの限界サイン?

トメ子さんは、何が親の一人暮らしの限界だと思いますか?

色々あるけど、食べ物かな。
知り合いのお母さんは冷蔵庫に消費期限切れの食材ばかりで、それを見た時にもうムリって

それ以外だったら、やっぱり排泄のことじゃないでしょうか
- 衛生環境の悪化: 家中に汚物が散乱したり、汚れた服をそのまま着続けたりするようになると、家族のケアだけでは限界があります。
- その他のトラブル: 警察を呼ぶ、転倒して起き上がれない、不適切なものを食べるなどの症状が重なると、専門的な施設への入居を検討する時期と言えるでしょう。

トメ子さんのお義母様は、どうされたんですか?

私は、ばあちゃんと最後まで一緒に暮らしても良いと思っていたけど……

ばあちゃんは、自分で使ったリハパンの汚れも私が「嫌がらせで置いた」と言って、それが在宅介護の限界でした

それは、お辛かったですね
排泄トラブルの頻発は、在宅介護、特に一人暮らしの継続が困難になっているサインかもしれません。
認知症の親にリハパンの必要性を伝える方法は
認知症の親がリハパンやパットを嫌がるのは、そもそもパンツと認識していないのかもしれないし。
もしくは、リハパンを使う必要性がわかってないのかもしれない。
または、選んだリハパンが親に合わないだけかもしれません。
ここからは、認知症の親にどうやって『リハパンの必要性』を伝えたらいいのかを考えてみました。
失禁したことを責めずに

真正面から「最近、よく失敗するからリハパン使って」と言っても
失敗したことを一番不安に感じてるのは本人です

だから、余計に頑なになっちゃたのかもしれないわね
失敗を責めると、本人はますます心を閉ざし、隠蔽行動が加速します。
- 肯定的な声かけ: パンツを脱いでしまった時は「きれい好きだから脱いでくださったんですね、新しいのを履きましょう」と、本人の意図を好意的に解釈して伝えます。
- さりげない交換: 入浴時などにさりげなく新しい着替えを準備しておくのも有効です。

最初の頃は、失敗したことを相談してくれてたんだけど、だんだん言ってくれなくなって

私が、排泄の失敗から家中が汚染されるのを怖がっていたから、そういうこと伝わったのかも

それも原因なのかもしれないわね。
だけど、それだけじゃなくて本人の性格もあるから、自分を責めないでくださいね
本人が受け入れやすい理由を見つける
本人が納得できる「名目」を作ってあげることが大切です。
- 「薬のせい」にする: 利尿剤などを服用している場合「お薬のせいでトイレが近くなるから、安心のために履きましょう」と伝えると、本人のプライドを傷つけません。
- 「ゴミの出し方」を教える: 「汚れたものをどう捨てればいいかわからない」ことが拒否の理由である場合もあります。自治体のルールを一緒に確認し、捨て方を明確にすることで受け入れてくれるケースもあります。
- 「みんな履いている」と安心させる: 「最近は良いものが多くて、実はみんなひっそり履いているんですよ」と一般化して提案します。

確かに、自宅では最後までリハパンを嫌がっていたのに、施設に入ってからは普通にリハパン使ってるわ

周りが普通に使ってるから、拒絶感が減ったのかもしれないですね
無理にせかさず段階的に進める
高齢になってくると、新しいことを受け入れるには時間がかかります。
それも、一度拒絶感を感じると、認知症の症状もあって余計に受け入れてもらえません。
なので
- 触れることから: まずは試供品を触ってもらい、「温かそう」「肌触りが良い」といったポジティブな印象を持ってもらうことから始めます。
- 「お守り」として: 「外出先で困らないための備え」として、短時間から試してもらうのも手です。
「また忘れる」からと説明するのが面倒になりますが、本人が納得するまでリハパンの必要性を話してあげると、持ってる拒絶感が減って、使ってくれるようになるかもしれません。

人によってタイミングが違うので気長にやっていくのも介護者本人が疲れないコツです

ばあちゃんとは1年間、じっくり向き合ったからこそ施設に入ったあとは、穏やかに暮らしてくれてるのかもしれないのね

トメ子さんの、そのゆっくりとした言い回しが『お義母様に受け入れるための準備期間』を作ったのかもしれないですね

ありがとうございます
親だけじゃなく介護者本人の許容範囲を知っておく
医師監修で制度から接し方まで幅広くカバーしている一冊ですが、内容が広く浅いため、すでに専門書やケアマネジャーから情報を得ている方には目新しさが少ないかもしれません。

最後に、親がパンツを履いてくれなくて困っている方へ
何を伝えたいですか?

親がリハパンを嫌がられたら、さまざまな問題も起きます
自分が出来ないのではなくて、親自身にも協力してもらわなくては続けられるものじゃないです

ばあちゃんには施設に入ってもらいましたが、実母は昼間はリハパン、夜は紙おむつを使用して安全に暮らせています

介護は介護者だけじゃなく本人の協力も欠かせないと

はい、私はそう思います
《【体験談】要支援2の母が立てなくなって介護の負担が重くなった1ヶ月》
認知症の排泄ケアは、精神的にも肉体的にも非常に過酷です。
大切なのは「自分がどこまで許容できるか」を自覚することです。
「親を施設に入れるなんて」と罪悪感を持つ必要はありません。
専門家(ケアマネジャー、泌尿器科医、地域包括支援センターなど)に相談し、デイサービスやショートステイを活用して、共倒れにならないための距離を保つことも、立派な介護の形です。
ここまでの記事を作成するのに使用したサイトは、こちら
- 介護付きホーム『アズハイム』《認知症の方が服を脱いでしまう理由と対応(BPSDとの関係)》
- キャリア・働き方看護roo!《「リハビリパンツ、はきません!」の意外な理由》
- Yahoo!知恵袋《認知症の祖母がパンツを履かず大小問わず便をこぼす》
- 個人ブロガーくどひろ『40歳からの遠距離介護』
- notoの記事もふもふラッコ【体験記事】認知症の母 失禁したパンツは…
notoの記事トメ子【体験記事】《【認知症の義母】義姉の持たせた着替えに大量のパンツのわけ》
このサイトでは、実際親の介護に直面しながらも自分の人生を大切に生きている作者(トメ子)の体験談をもとに介護に必要なサービスや制度を紹介しています。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
