私は、イチロウ介護の一番のデメリットは、料金だと思います。
イチロウで一番安いコースの基本料金は、1時間3,740円(税込)。
介護保険が使えないので、全額自己負担です。
でも、調べてわかりました。
私が利用していた福祉用具の請求額が300円だけど、実際にかかるお金は3,000円かかってるんですよね。(介護負担割合が1割の場合)

確かにイチロウ介護は、介護保険が使えないから300円にはならないけど、そう考えるとイチロウの金額が妥当に見えます
この記事には、平均の年金で暮らしてる要介護4の母に「イチロウ介護」を私がどのように利用したのかを書きました。

私の家は、あまり裕福ではないですよ。
だけど、必要なタイミングで「イチロウ介護」をスポットで利用しました
他にも、イチロウ介護のデメリットには、利用区域が限られている所です。
(東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・京都・兵庫)
すべての地域に対応していないので、利用区域を詳しく知りたい方は、こちらの相談フォームで問い合わせてください。
電話での受付時間は、平日8:30~18:30,休日9:00~18:00
もしも、介護保険以外で介護サービスを探してるのであれば、自費でサービスを提供してくれる会社の探し方もあります。
最後まで、読んでいただき自分にあった介護の形を見つけてください。
私が思う「イチロウ介護」のデメリット
イチロウを3ヶ月使ってみて「ここは知っておいたほうがいい」と思ったことが3つあります。
先に知っておけば、あとでがっかりすることもないと思うので、正直に書きます。
【イチロウは全額自己負担】コスト面は安くはない

イチロウ介護は、高いんじゃないですか?
私たちは、介護保険をつかって、介護サービスを利用することが普通です。
母の最初の介護認定では「要支援2」

私は、デイとか行きたくないよ。
介護保険で、やることないよ
そう言ってる母に、ケアマネさんと福祉用具の方が

お母さん、介護保険でシルバーカー借りられますから、使いましょう
その時に借りたシルバーカーの月のレンタル料は、当時で300円(税抜)
母の介護負担割合は、1割です。
後から分かったことですが、介護保険を使わなかったら、シルバーカーを借りるためには3,000円必要なんです。

もともとのシルバーカーのレンタル費は3,000円なんですね
イチロウで一番安いコースの基本料金は、1時間3740円(税込)
イチロウは介護保険が使えないけど、もしも、介護保険が使えるなら、1割負担なら374円

それが分かっていれば、イチロウ介護の料金は妥当な金額だと私は思います
*私は「シルバーカー」と呼んでいましたが、介護保険の書類では「歩行器」という名前でした。
ちなみに、買い物カート型のシルバーカーは介護保険の対象外です。
体を支える構造の「歩行器」だから借りられました。
まだまだイチロウ介護の対応エリアが少ない
イチロウ介護は2020年にサービスを開始しました。
当初は、名古屋市などの複数の市区町村から始まって
現在は1都2府5県の8エリアに広がっています。
ただし、すべての市区町村がカバーされているわけではありません。
今後、全国展開を視野に利用区域を順次拡大中です。
ですが、まだまだ提供エリアは限られてるのが現状です。

せっかく、イチロウを利用したくても使えない人の方が多いのね

そうなの。でもね、イチロウは自分たちだけで全国に広げようとはしていないみたい
2025年2月に「介護関連サービス事業協会」が発足して、代表の水野さんが初代の代表理事になっています。同じような保険外サービスの会社と連携して、業界ごと広げていく——という方向のようです。
2025年9月には、シリーズBで11.3億円の資金調達も完了しました。使い道は「システムの開発強化、専門人材の採用、全国展開に向けた市場開拓」と発表されています。
参考資料;
- 挑戦と変革の軌跡 ― 介護保険外サービスの新たな幕開け|イチロウ株式会社
- オーダーメイドの介護サービスを運営するイチロウ、シリーズBで総額11.3億円の資金調達を完了|TOMORUBA
- 「儲からない」とは言わせない。新しい介護を目指すプライベートヘルパー「イチロウ」の挑戦|Open Network Lab
- イチロウ株式会社 コーポレートサイト
対応エリアの外にお住まいの方は、こんな探し方もあります。

「自費サービス」で検索すると、いくつか出てくるわよ。
こちらの記事では、自費サービスを選ぶ基準をイチロウを基準にまとめてみたから、よかったら参考にしてね。
介護保険外でも利用できないサービスがある

イチロウでもできないことがあるの?

自費サービスだからといっても、なんでもできるわけではないのよ
例えば、イチロウでは介護士と利用者を守るためのルールがいくつかあります。
その一つが、自家用車を使っての移動です。
以前、イチロウ介護を利用した時に
「イチロウでは、自家用車を使っての移動はできません」
そう、言われました。
イチロウ以外の選択肢として、介護タクシーがあります。
こちらの記事では、介護タクシーの料金の仕組みや介護保険外を使ってさまざまな可能性がることを書いています
イチロウ介護を使うメリット
ここからは、実際に使ってよかったところです。
どれも、母の介護で私が助けられたことです。
サービス提供までのスピード
イチロウ介護を利用して一番感心したのは、サービスまでのスピードの速さです。
- 夜、パソコンに新規依頼を入れる
- 登録メールに「予約確認中」のメッセージが届く
- ヘルパーの手配中のメッセージが届く
- 予約確定のお知らせに担当ヘルパーの情報を載せてメールが届く
この間で、何かあれば本社より担当者から電話があります。

ヘルパーさんの手配のことで確認の電話がありました。

大切な確認内容などは、直接、登録してる電話番号にかかってくるのね
私が利用してた時は、母の体調が急激に悪くなっていた時で、初めてイチロウを利用した時も余裕がありませんでした。
自費サービスというところが引っかかって、結局、新規予約を入れた時は通院の3日前
その後も自分の気持ちが「しんどいな」って感じたら
「明日、お願いしたいんですけど」
それでも、ヘルパーさんを指名しなければ普通に使えました。
イチロウでは、「何時間前までに依頼しなければならない」という厳密なデッドライン(締め切り時間)は設けられていません。
急な介護が必要になった場合でも、24時間365日、最短当日での手配が可能です。
ただし、前日の15時以降の依頼は、通常料金の1.4倍になります。
*私がイチロウを利用したのは料金の改定前でした。
2026年6月にイチロウの料金に改定がありました。
こちらの記事で、イチロウを旧で利用した時の事と、最新のイチロウの料金を見ることができます。
介護保険では対応できない困り事に対応できるとこ
イチロウは介護保険では対応できない、病院での診察室の立ち会いが家族の代わりにできます。
必要があれば、お医者さんの話を聞き、家族に報告してくれます。
以前、書いた【一人っ子の介護地獄】W介護の体験談では

従姉妹が、両親の病院の付き添いをしていた時、それぞれの診察時間をずらして、一人で院内を走り回っていたことを話してくれました
もしも、イチロウが片ほうの親を担当してくれるなら「少しは余裕ができるのに」って思いました。

他には、どんな事頼めるの?

病院の付き添い以外にも、こんなことを頼めます
- 料金の立替:認知症等によりお金を持たせることに不安がある場合に、移動の費用や診療費を立替ることも可能です。
- 薬の受け取り:病院からの処方に基づき、薬局でのお薬の受け取りすることも
それ以外も「こんなこと、頼めるの」ってこと、こちらの相談フォームで問い合わせてください。
電話での受付時間は、平日8:30~18:30,休日9:00~18:00
*介護保険でも、院内の移動や待ち時間の見守りは、条件を満たせば頼める場合があります。
ただし診察室の中は対象外です。
院内介助の扱いは市区町村によって判断が異なります。お住まいの地域のケアマネジャーにご確認ください。
(参考:和歌山市「ケアマネジメント支援マニュアル~訪問介護における院内介助について~」)
臨機応変に必要に応じたサービスの提供
イチロウが便利だと思うのは、家族の状況に応じたサービスを提供できる所だと思います。
例えば、介護が必要な本人の食事作りをしながら、同居家族の食事を作ることができる。
介護って生活だから、
「どうせなら、ついでに家族の分も作って欲しい」
って、思うこともあります。
イチロウの新規予約を入力してて、気づいたんですが、「食事」の項目に「何人分」っていう選択肢があったんです。
私は、それを見て、介護の現場の声を拾いながら成長してきた会社だからこその、気遣いなんじゃないかと感じました。
私は介護保険に「イチロウ介護」を組み合わせます
介護は、介護保険を利用することをベースに考えるのが良いと思います。
ここからは、私の「イチロウ介護」をスポットで利用した後の、介護保険を利用して整えた「母の今の環境」を紹介します
「イチロウ介護」要介護申請中に利用
要支援2の認定を受けて、自立した生活を送っていた母の状態は1ヶ月の間に、このように変化しました。
- 足を引きずるようになる
- 一人で着替えが難しくなる
- 一人でトイレでの排泄が難しくなる
- 食事をするとき、補助が必要になる
- 目の前でひっくり返った
- 車椅子を介護保険でレンタル利用することにしました
- 介護ベッドを介護保険でレンタル利用するようになりました
- お風呂の問題を解決するため週1だったデイを週2にしました
わりと早い間にケアマネさんに相談して介護認定の区分変更を出していました。
ですが、急激な体調の変化に介護保険だけでは「手が足りない」というのが正直な気持ちでした。
「イチロウ介護」を利用したのは、この間です。
私の家は、そんな裕福な家ではありません。
母の年金は、父の遺族年金合わせて月/16万円
国の厚生年金を受け取ってる方の金額より、少ないですが、ほぼ平均です。
貯金は、ほぼ無い状態です。
母の年金内で介護費を賄うため、「イチロウ介護」の定期利用は考えていません。
代わりに、必要な時期に必要なサービスをスポットで使う。
これが、私の家にあった「イチロウ介護」の使い方です。
追伸
現在の母の介護区分は要介護4
- 訪問医療:月/2回
- 訪問介護:週/3回
- 訪問看護:月/2回
- 訪問リハビリ:週/4回
- デイサービス:週/4回
- ショートステイ:(2泊3日)月/1回
福祉用具のレンタル
- 軽量の車椅子
- 床ずれ予防のお尻マット
- 介護ベッド(床ずれ予防マット)
- スライドボード
- ベッドグリップ
購入した福祉用具
- ポータブルトイレ
- 室内用スロープ
毎月、ケアマネさんにケアプランを組んでもらって介護保険をフル活用しています。
他にも、母の食事は冷凍宅食を利用して負担を減らし、自分の時間が削られない工夫をしながら、自分が犠牲にならない暮らしを送ることができています。
私の暮らし方が、参考になれば嬉しいです。
毎日、Threadsでは、母の介護の様子を発信しています。
Instagramでは、冷凍宅食の写真を投稿しました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
新着記事

