親の介護は、突然だけど
本当は、そのずっと前から静かに進行していた。
そう。あれは去年のお盆で帰省した際、親の行動に違和感があることに気づいてたのに…
これは架空の場面ですが、決して珍しくない話だと思います。

大げさにはしたくないけど、ちょっと、今の状態を知る方法ないかな

そういう時は『要介護認定一次判定シミュレーション』を使うといいわよ
この記事では
- ブラウザーでもスマホでも使える『要介護認定一次判定シミュレーション』とは何かを
- 『要介護認定一次判定シミュレーション』を要支援2の母に使ってもらった体験を
- 要支援のうちから介護保険につながっておくメリットを
親の介護の真っ最中のトメ子がお届けします。
スマホのアプリを使って、簡単に親の介護の必要性があるのかどうかを判定できる方法を紹介してるから、最後まで読んでもらって
次の帰省の際に利用してみてください。
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長い夏休み、作り置きで乗り切ろう
帰省の際に気づいた『その違和感』介護の手前かも

親が高齢になって、前と違うかもって不安になることありますよね。
だけど

私も、気にはなってるんだけど、改めて行政に相談しに行くとなると
「まだ、早いかな」って思っちゃって動けません

みんな、そうだから心配しないでね
その違和感を具体化してくれるツールとは
実は、親の介護の必要性がどれくらいあるかを判定してくれるツールがあります。
それが『要介護認定一次判定シミュレーション』
聞き慣れない言葉かと思うけど、実際の介護認定の際に使われてる質問項目をもとにしています。

まずは、そのツールを使って、今の状態を把握することをお勧めするわ
要介護認定一次判定シミュレーション
「今、介護認定を申請したら、どれくらいの介護度になる可能性があるのか」をある程度、予測できる自己判定ツールです。
『要介護認定シミュレーション』の使い方を知ろう
今回、紹介するのは【トリケアトプスの「要介護認定 一次判定」アプリ】

それは、スマホでも使えるの?

むしろスマホで使って欲しい(笑)
トリケアトプス「要介護認定 一次判定」アプリを入手しよう

アプリ名:要介護認定 一次判定
提供元:OKAYA SYSTEM(岡谷システム)
料金:無料(アプリ内課金なし)
▼ Androidの方(Google Play)
- スマホの「Google Play ストア」を開く
- 検索窓に 要介護認定 一次判定 と入力
- 提供元が「OKAYA SYSTEM」のアプリを選ぶ
- 「インストール」をタップ
- 終わったら「開く」で起動
▶ アプリはこちら:要介護認定 一次判定(Google Play)
▼ iPhone・iPadの方(App Store)
- スマホの「App Store」を開く
- 下の「検索」から 要介護認定 一次判定 と入力
- 提供元が「OKAYA SYSTEM」のアプリを選ぶ
- 「入手」をタップ(Face ID・Touch ID・パスワードで承認)
- 終わったら「開く」で起動
▶ アプリはこちら:要介護認定 一次判定(App Store)
※パソコンで使いたい方は、ブラウザ版(トリケアトプス公式サイト)からも試せます。
調査項目に沿って入力しよう

アプリを開くと、「第1群 身体機能・起居動作」から質問が始まります。数十問ありますが、難しく考えず、ふだんの親の様子を思い浮かべて答えていけばOKです。
ただ、いくつか「これ、どういう意味?」と手が止まりそうな言葉があるので、先に押さえておきましょう。
- 麻痺(まひ)等の有無
選択肢に「左上肢」「右下肢」と出てきます。
これは、上肢=腕、下肢=脚のこと。
「左上肢=左腕」「右下肢=右脚」です。
脳梗塞の後などで、力が入らず動かしにくい腕や脚があれば選びます(片側だけのことも)。
なければ「ない」でOK。 - 拘縮(こうしゅく)
関節が固まって、曲げ伸ばしがしにくい状態。
ご本人が動かせないだけでなく、こちらが動かそうとしても固い、という感じです。

聞き慣れない言葉が多いのね

大丈夫。
大体、雰囲気で項目を埋めていけばいいのよ
- 作話(さくわ)=うそではなく、本人の中では本当のこととして、事実と違う話をすること
- 日常生活自立度=寝たきり度や認知症の見守り度のランク。家族は無理に決めなくてOK(空欄で大丈夫)
- 主治医意見書の欄=お医者さんが書くもの。家族は飛ばしてOK
- 親の様子には波があると思うので、迷ったら、調子のいい時だけでなくしんどい時の様子も含めて入力する
- 親は、大体「大丈夫。一人でやれてる」っていうけれど、「見守り」「手助け」が必要な状態でも要支援の判定をもらえる可能性はあるので
「まずは、こっちで入力しておくね」と優しく声掛け
全部答えたら、下の「判定する」を押すだけです。
【非該当・要支援・要介護】親は今、どの段階?
判定結果でわかるのは、次の3つ
- 非該当(自立):今は介護保険の「要支援・要介護」には当てはまらない段階
- 要支援(1〜2):少し手助けが必要。介護予防のサービスが使えます
- 要介護(1〜5):継続的な介護が必要。数字が大きいほど、手厚いサービスが使えます
シミュレーションの判定は、正式な要介護認定の結果ではありません。
正式な認定では、コンピューターによる一次判定のあと、介護認定審査会で二次判定が行われ、最終的な要介護度が決定されます。
ですが、今回のシミュレーションの結果をもとに家族で今後の対策を考えることができます。
介護保険が使えるようになるとどうなるの?
シミュレーションを使ってみて客観的に「支援が必要かな」って感じたら、まずは地域包括支援センターで相談する事をお勧めします。
*地域包括支援センターとは
市区町村が設置する、高齢者のための総合相談窓口。介護・健康・手続き・認定申請から介護予防まで、専門職が幅広く、無料で相談にのってくれます。
親が65歳以上であれば、暮らしに関する困りごとも、まずは地域包括支援センターで各専門機関を紹介してくれます。
担当エリアが決まっているので、まずは親が住む市区町村の地域包括支援センターに電話してみてください。
転倒が不安に感じていた母の場合(要支援2)
介護保険は介護が必要な状態でないと使えないわけじゃありません。
私の母の場合ですが
父が亡くなった時は、まだ母は介護申請を出しても非該当になるんじゃないかと言われていました。
けれど、私の目線から見ると危なっかしくて、父が亡くなったことで担当のケアマネさんと縁が切れることに不安を感じていました。
「お母さん、ダメかもしれないけど介護申請出してみない」
そう、声をかけて初めての訪問調査を受けました。
結果は
『要支援2』
その時から、利用していた介護サービスは
例えば、ある月のデイサービスの請求書は、5,607円でした。
食事代などは、保険外・介護負担割合によっても金額は異なります。
詳しいことは、事業所との契約の時に確認してください。
親の急な変化に対応してくれた介護の専門職の方々
介護区分『要支援2』で支えてくれていた介護職の方々が居てくれたおかげで、母の急な変化(要介護4状態)の時、私は一人にならずに済みました。
その時の様子を書いた記事は、こちら《【体験談】要支援2の母が立てなくなって介護の負担が重くなった1ヶ月》
母は一人で暮らしていたけど、今年に入り脳腫瘍の影響で立てなくなりました。
立てなくなって、麻痺していく身体を支えながらの介助が急に始まったけど、前もって介護認定を受けていたので
すぐにケアマネさんが動いてくれて再申請を出してくれました。
1ヶ月後、介護区分は「要介護4」の判定をもらい、必要な介護体制が整いました。
シミュレーションで要支援と出たら、一度地域包括支援センターに相談に行って、来るべき時に備えておく。
それが、家族が笑顔で暮らすことのできる一歩になると信じています。
介護区分によって使える介護サービスを紹介
介護保険を利用することで1〜3割負担で介護サービスを使うことができます。
例えば、私の母の場合ですが
保険請求分約210,000円の介護サービスを利用しても、実際に支払ったのは約23,000円です。
現在2026年/7月(母は要介護4になりました)
こちら、介護度別に使える利用限度額です。
| 介護度 | 月の支給限度額(目安) | 利用者負担(1割※) | 使えるサービスのイメージ |
|---|---|---|---|
| 要支援1 | 50,320円 | 5,032円 | 週1回の訪問介護、福祉用具レンタルなど |
| 要支援2 | 105,310円 | 10,531円 | 週1回の訪問介護、週1回のデイサービスなど |
| 要介護1 | 167,650円 | 16,765円 | 週1回の訪問介護、週2回のデイサービスなど |
| 要介護2 | 197,050円 | 19,705円 | 週2回の訪問介護、週2回のデイサービスなど |
| 要介護3 | 270,480円 | 27,048円 | 週2回の訪問介護、週3回のデイサービス、月1回の短期入所生活介護など |
| 要介護4 | 309,380円 | 30,938円 | 週3回の訪問介護、週3回のデイサービス、月1回の短期入所生活介護など |
| 要介護5 | 362,170円 | 36,217円 | 週4回の訪問介護、週4回のデイサービス、月2回の短期入所生活介護など |
参考資料:朝日生命【介護レベル(要介護度)とは?認定区分と利用できる……】
要介護認定シミュレーションで出た判定は、正式なものではありませんが
介護にかかる費用を事前に知っておくことは、その後の介護計画を立てやすくなります。
介護保険を使うために必要な手続きを知っておこう
最後に、介護保険を使うために行う要介護申請の流れを紹介します。
事前に行ったシミュレーションの結果も、地域包括支援センターの窓口で見せると、より状態が伝わりやすいと思います。

参考資料:申請の流れの詳細は、厚生労働省の公式サイトでも確認できます。
▶ 介護サービスを利用するまでの流れ(厚生労働省)
申請前に準備しておくもの
□ 介護保険被保険者証(65歳以上の方に交付されているもの)
□ 本人確認書類(健康保険証・マイナンバーカードなど)
□ かかりつけ医の名前・病院名・電話番号
□ 日々困っていることのメモ(認定調査の時に役立ちます)
□ 「一番しんどい時の状態」をまとめたメモ
よくある質問(Q&A)
- 市区町村の窓口か、地域包括支援センターに相談してください。
- 申請書はその場でもらえます。
- ケアマネジャーや地域包括支援センターが代行申請してくれる場合もあります。
- 市区町村が指定する医療機関で受診する必要があります。
- まず窓口に相談してみてください。
- 通常は30日程度です。
- 混み合っている時期はそれ以上かかることもあります。
- 「暫定ケアプラン」を作ることで、認定待ちの間もサービスを先行して利用できる場合があります。
- ただし認定結果によっては自己負担が増えるケースもあるため、ケアマネジャーとよく相談して進めましょう。
最後に、私が親の介護で利用している介護保険以外の便利なサービスを紹介します。
自費にはなりますが、介護保険が間に合わない時など、必要に応じて専門の介護士さんの介護が受けられます
